坂戸、鶴ヶ島、東松山の不動産売却、新築マンション購入後未入居なのに転勤。 | センチュリー21明和ハウス

CENTURY２１明和ハウス　鈴木です。

坂戸、鶴ヶ島、東松山の不動産売却、
新築マンション購入後未入居なのに転勤辞令どうすればよいの？

新築未入居物件について解説していきます。

新築マンションを購入し後は引っ越しをする予定だったのですが、急遽転勤が決まってしまい、住むことが出来なくなってしまいました。

それは、残念ですね。
しかし、実際に新築マンションを購入した後に、会社から転勤の辞令が出て悩まれるケースよくあります。

そうですか、よくあるんですね。
できる限り損したくないのですが、売却や賃貸などどの様な方法がありますか？

はい、いくつかあります。
最も一般的なのは賃貸に出すことです。

でも賃貸に出してしまうと自分たちが転勤から戻った際に住めなくなりますよね？
その時には賃借人に明け渡しを求めることはできるのでしょうか？

確かに普通賃貸借契約を締結する場合、借主が退去しない限り基本的には、賃貸借契約を更新しなければなりません。
つまり、貸主が転勤先から戻ってきた場合、基本的に賃借人を追い出して住むことはできないです。

そうなんですね。
じゃあ賃貸に出すのはリスクがありますね。
何かいい方法はありますか？

はい、その場合定期借家契約と言って期間を定めて貸し出すことは可能です。
定期借家契約の場合、期間が定められた契約方法なのでその定められた期間が来たら賃借人は物件を明け渡ししなければなりません。

定期借家契約の場合、更新はできますか？

はい、定期借家契約の場合、更新はありませんので借主、貸主が合意すれば再契約は可能です。

なるほど、そんな方法があるのですね。
ただ、海外転勤となってしまい、管理するのも難しいため、売却も視野に入れて検討したいのですが。

その場合、新築未入居となりますね。新築、未入居であると、その新築マンションを買いそびれてしまった方もおられるので、比較的早く売却ができるケースもありますね。

早く売却できる可能性もあるのですね。　
少しホットしました。
早く売れるのは嬉しいですが、未入居なので購入時の金額で売却はできますか？

はい、不動産の相場は近隣の市況に左右されますので、まずは担当者にご相談いただくのがよろしいですね。
ただ、新築未入居のため、価格も購入時と同等かそれ以上で販売できる可能性もあると思います。

賃貸、売買両方とも検討できるのですね。選択肢があって良いのですが、他に注意することって何かありますか。？

はい、新築マンションの購入時に「住宅ローン控除」について話があったと思いますが、住宅ローン控除の要件の一つに「住宅取得日から６ケ月以内に入居し、適用を受ける各年の１２月３１日まで引き続いて住んでいること」がありますので、売却は勿論のこと、賃貸で貸出をされても再入居までの賃貸期間中は、住宅ローン控除は受けられませんので、注意が必要です。

実際には、賃貸と売買はどちらが賢い選択になりますか？

ケースバイケースですが、転勤から戻ってくる期間が決まっていたり、購入されたマンションに思い入れがある場合には賃貸で貸出をした方が良いと思います。

そうですよね、せっかく購入したマンションなので、所有したいと思いますが、売却した方が良い場合はありますか？

はい、ちんたいの理由とは逆で、転勤から戻る時期が決まっていなかったり、空室のリスクを懸念される場合は、売却をお勧めします。

空室のリスクってなんですか？

新築マンション購入者の多くは住宅ローンを組んで購入します。その場合、貸出されたマンションの居住者が転居してしまった場合、賃料を住宅ローンに充てることは出来ませんので、最悪、転勤先の賃料と、所有不動産の住宅ローンとダブルで支払うこともあります。

ダブルでの支払いはきついですね。

どのような方法が良いのか、地域に根差した不動産のプロにご相談頂ければ、お客様に最適な方法を提案できると思いますので、お一人で悩まれるのではなく、まずはご相談頂くことが第一歩かと思います。

そうですね、賃貸か売買か、自分では分からないことも多いのでまずは相談してみたいと思います。

その方が良いですね。